介護リフォーム

介護リフォームとは

介護リフォームとは高齢者や介護者にとって、暮らしやすく、介護のしやすい住まいにするためのリフォームです。

高齢者・被介護者が
暮らしやすい家

介護者の負担軽減

将来への備え

高齢者や被介護者は移動が困難になることが多く、体力や気力が衰えてしまいがちです。また、高齢者の事故の8割は家の中で起こるといわれており、少しの段差でも思わぬ事故につながります。
そのため、家の中にある小さな段差を取り除いたり、入浴や排せつなどの介助になるリフォームを行うことで、高齢者や被介護者ができるだけ自分の力で動けるようサポートします。

また、介護リフォームでは高齢者や被介護者にとって生活しやすい空間にするだけでなく、介護する側の人(介護者)にとっても快適な空間にすることも大切です。
掃除のしやすい床材に変更したり、スペースをとった移動しやすい空間にリフォームするなど介護者のストレスを軽減することも介護リフォームの大事な目的です。

「住み慣れた家で安心して生活し続けたい」
「施設ではなく、自宅で介護をしたい」
将来このように考える方も、介護が必要になってからのリフォームは大変です。介護が本格的に必要になったり、高齢や被介護者になる前に計画的に介護リフォームをしておくことで、安心して将来を迎えることができます。

介護リフォームの補助金

介護保険制度を利用すると、「要支援」または「要介護1~5」と認定された在宅の方で住宅改修が必要な人に対し20万円まで住宅改修の9割の補助が受けられます。
ただし、申請手続きや改修内容には条件があります。
また、市区町村の各自治体などで、高齢者住宅改修支援制度や障害者住宅改造助成制度が用意されていることもあり助成額はそれぞれ異なります。

注意点として、補助金は必ず「工事を始める前に」申請をしなければなりません。工事開始時や、終了時に申請を行っても原則受理されません。

一般的な住宅改修の手順

※各自治体によって手順が異なります。

介護認定
介護認定を受けていない場合は、市区町村に申し出、要支援、要介護(1~5)の認定を受けます。
ケアマネージャー(介護支援専門員)との相談
ケアマネージャーと住宅改修の相談です。
住宅改修業者と打ち合わせ
住宅改修業者を交えて打合せをします。
工事図面、見積書の作成
工事図面の作成、見積書を各市区町村に提出します。
工事着手
決定した工事内容に合わせて工事着手します。 
補助金の申請
写真等の必要書類も添えて申告書を各市区町村に提出します。助成金の申請書に署名します。 
工事業者への支払い
工事費用の支払いです。 
補助金受け取り
補助金が振り込まれます。 

補助金支給の対象となる工事

補助金が支給される工事の内容は、あらかじめ決められています。補助金を受けることが出来る介護リフォームの6項目をご紹介します。

手すりの取付

玄関、廊下、階段、トイレ、浴室、洗面所など屋内に設置する手摺他、出入り口から道路まで屋外手摺にも適用されます。

段差の解消

引き戸レールや敷居の段差を撤去、玄関や浴室の出入り口の段差をスロープや踏み台、床工事などにより解消する場合に適用されます。 

床または通路面の
材料の変更

車椅子が利用しにくい畳、床や歩行時に滑りやすい床をフローリングや固い床材、ビニール系、コルクの床材などに変更する場合に適用されます。

引き戸等への扉の取替え

介護を必要とする人が開けにくいとされる開き戸を引き戸や折れ戸、アコーデオンカーテンに変更する場合やドアノブの変更、戸車の設置等も適用されます。

洋式便器等への
便器取替え

和式便座よりも介護しやすく、介護されやすい洋式便器への交換や、便器の高さを変更する必要がある場合の洋式便器の取り替えに適用されます。

上記5つの為の改修工事

手すり取り付けの為の下地工事、浴室の床のかさ上げに伴う給排水設備工事など、上記5つに付帯する改修工事に伴って行う工事が対象です。

武田工務店には【福祉住環境コーディネーター】を取得した建築士が在籍しております。
ご要望に沿った最適なプランをお客様目線第一で考え、ご提案いたします。